CSR
CSR経営の推進
CSRの考え方
CSRの基本は本業を全うすることであり、安全?安心な「最高の商品」と「最高のサービス」を提供し、お客様からいただいた「ありがとう」「おいしかったよ」「また來るよ」といった言葉を仕事の喜びにつなげて持続することと考えています。
コーポレート?ガバナンス
當社ではコーポレート?ガバナンスの推進體制として、監査等委員會設置會社を選択しております。
取締役會は6名で構成され(監査等委員3名含む)、経営全般に関わる課題の意思決定を行っています。また、執行役員制度により迅速な業務執行を図っています。
監査等委員會は社外取締役2名を含む3名で構成され內部統制システムを利用して、取締役の職務執行や経営全般の職務執行狀況について監査を実施しています。加えて、外部監査法人が會計監査を実施し、第三者の立場から検証しています。內部監査は監査部を設置し、業務執行の健全性の維持に努めています。
また、重要なリスクについてはリスクマネジメント委員會において網羅的?総括的に管理しています。さらにCSR推進を専門に擔當する執行役員を配置し、組織機能のすべてにおいてCSRの徹底を図っています。
コンプライアンスの徹底
「サントリーグループ企業倫理綱領」に基づき、コンプライアンス規定およびコンプライアンス?ホットライン規定を制定し、遵守の徹底を図っています。
従業員の意識啓発
イントラネット上で従業員向けにコンプライアンスをわかりやすく解説するとともに、コンプライアンス?ハンドブックを作成し、全従業員に配布しています。また、各部署での勉強會や「従業員意識調査」を定期的に実施し、浸透度を確認しています。
さらに、コンプライアンス?ホットライン周知のため、啓発ポスターを全店舗に掲載しています。
リスクマネジメント
當社では、経営危機管理、機密管理、リスクマネジメントに関して規定を設け、企業経営に関わるリスクマネジメントの充実?強化を図っています。また、情報セキュリティについても、個人情報の保護、従業員の保護に関する規定のもと、個人情報の開示?訂正?利用停止等対応基準、ITシステム利用基準などを制定し、厳格な運用に努めています。さらに、事業に関わるさまざまなリスクを抽出し、リスク発生の未然防止と迅速な対応を図る體制づくりに取り組んでいます。
環境への取り組み
ISO14001認証を取得
環境マネジメントシステムの國際規格ISO14001の認証を2009年12月に取得しています。當社の掲げる「環境方針」の実現に向け、PDCAサイクルによって継続的に環境改善活動を推進しています。
環境方針
わたしたちダイナックグループは、豊かな自然の恵みを受けて、お客様に食を提供しています。
これからも食の楽しさをお客様に伝えていくために、豊かな自然を次の世代に引き継ぐために
わたしたちは環境保全活動に積極的に取り組みます。
- 一. 食材を大切にします
- 一. 資源(電気?ガス?水道)を大切にします
- 一. 省エネを意識して業務に取り組みます
- 一. 地域環境活動に參加する従業員を支援します
省エネルギーの取り組み
各店舗では、省エネルギーの取り組みとして、電気?水?ガスの使用量削減に目標を定めて取り組んでいます。
食品廃棄物の削減?再資源化
當社は、食品リサイクル法を遵守し、生ごみなどの食品廃棄物の削減?再資源化に取り組んでいます。
お客様との関わり
品質保証マネジメントシステムによる安全?安心の追求
食の安全?安心を追求し、お客様にご満足いただけるサービスを提供するために、品質保証マネジメントシステムを構築?運用しています。これに基づき、グループ品質保証部が中心となって品質保証方針(計畫)の策定や店舗の衛生検査?不良商品の分析を実施。さらに、內部監査を実施して継続的な改善に取り組んでいます。
「お客様の聲対応方針」の制定
當社は、「お客様の聲対応方針」を制定し、常にお客様満足度の向上に取り組んでいます。
お客様の聲対応方針
- 一. 私たちはお客様からのお問い合わせ?ご指摘に対し誠意を持って迅速かつ適切に対応してまいります。
- 一. 私たちはお客様のご意見?ご要望に対し心から感謝し積極的に企業活動に反映してまいります。
- 一. 私たちはお客様の聲に常に耳を傾けることで商品?サービスの向上に活かしてまいります。
お客様の聲を店舗の活動に反映
ホームページなどからお客様の聲を積極的に収集し、ご意見?お問い合わせを全店舗で共有できるネットワークを構築しています。また、各店舗に対するご指摘は、店舗および営業責任者にフィードバックし、店舗の改善活動に反映しています。
従業員に対する取り組み
従業員の成長
人材育成のため、各種內定者研修をはじめ、入社時研修やマネジメント研修、リーダーシップ研修などを実施しております。また、業務プロセスを評価する制度として「ダイナックアワード」を開催し、おもてなし力?技術力?チーム力の向上をはかっております。さらに、接客技術を競う「D1グランプリ」、「商品開発コンテスト」、「ドリンク開発コンテスト」なども全社規模で開催し、従業員の成長を全員で共有できる場を設けております。
ダイバーシティの推進
企業の発展には多様性の尊重が重要であると、當社は考えています。近年では、性別や年齢にとらわれず多様な従業員が活躍できるよう社內體制を整備し、その結果、女性の管理職も増えつつあります。
また、各店舗における地域への貢獻も企業成長のために不可欠であり、特に障がい者雇用は重要な課題だと考えています。今後も、地域の支援機関?ハローワーク?支援者?保護者と連攜し、障がい者本人の働きがいや生きがいとなるように、個々にきめ細やかな対応を心がけて取り組みを継続しています。
公正で納得性の高い評価制度
當社では、職能資格制度を導入しています。管理職の従業員は、目標管理シートによって自身の目標を設定し、その結果を上司との面談を通じて話し合い、納得性の高い評価?処遇につなげています。
労働時間の適正化
毎月、個々の労働時間を集計し、適正値を超える従業員をリストアップして、経営陣および所屬部長に報告し是正を促しています。また、労働時間短縮のプロジェクトを立ち上げ、人員配置の適正化、店舗オペレーションの見直しなどを行い根本的な解決を図っています。
育児?介護のサポート
法律を遵守した社內規則を制定し、育児?介護休業の取得を促進しています。また、対象者の要請があれば時短勤務、所定外労働の免除、深夜業の制限なども行っています。
心身の健康管理を支援
従業員の健康管理については、定期健康診斷の受診を徹底し、メンタルヘルスケアに関しては従業員のストレスチェックを毎年実施し管理體制の充実に努めています。役員を含む管理職に対して管理者研修を実施しているほか、社外に相談窓口を設け、カウンセリングとメンタルサポートを行っています。